スマホアプリ開発に使う手法や言語

IT業界では、日々さまざまなシステムが開発されています。
中でも、人々に広く普及したスマートフォンで動くアプリ、いわゆるスマホアプリの開発も非常に盛んです。
スマホアプリはスマートフォンが普及し続ける限りその需要も高まり続けるため、スマホアプリ開発のスキルを有していれば活躍できるエンジニアになれるでしょう。

スマホアプリ開発は大きく分けて、iOSのアプリ開発とAndroidのアプリ開発の2種類あります。
それぞれで開発手法や利用するプログラミング言語が違うため留意しておきましょう。

基本的にiOSのアプリの場合は、開発するためにXcodeというIDEを扱う必要があります。
このXcodeはmacOSでしか動作しないため、現状Macを所有していなければ開発ができません。
開発に用いる言語はSwiftかObjective-Cになります。

一方のAndroidアプリは、Android StudioというIDEを活用して開発を行います。
開発にはJavaやKotlin、C#などの言語を使用しますが、2017年にAndroidの開発言語としてKotlinが公式認定されたたため、最近はKotlinを使う企業が増えつつあるようです。

このようにそれぞれで言語も異なるため、両対応のアプリを作るには幅広く言語を扱える必要があります。
ただ最近は、HTMLやCSS、JavaScriptを使ってiOSとAndroidの両方で動作するハイブリッドアプリが開発できるサービスも登場しており、アプリ開発の選択肢は増えつつあります。
それぞれの開発手法の特徴やかかるコストを検討したうえで、最適な手段を選んで開発に臨みましょう。